| FORGE インダクションKIT＆インテークホース インプレッション ABARTH 500 ESSEESSE |
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ネバーランド 様
お世話になっております。
先日、吸排気系を交換して戴いたesseesseの〇〇と申します。
長時間に渡る作業、有難うございました。
その後、３日間でほんの200kmほど走行した上での、初期印象をお伝えしたく思います。
まずトータルで…素晴らしい！です。
先日インストールして戴いたD/SPは、今回の吸排気系交換が大前提であったかの様な吹け上がりです。
ほんの数週間前と同じ個体とは思えません(笑)。
ノーマルのABARTH500はesseesseといえども、4500rpm付近からトルク感は消え去り、「6000rpmまでなんとか回りますよ」
という類の機関(制御)でした。よって厚い中低速トルクで早めにシフトアップするのが本分と弁え、楽しんで参りました。 D/SP導入後すぐに 「高回転」 が使える事が発覚し（約100kmの学習後に激変し、
中低速トルクも一気に上乗せの感覚）、山道で無邪気に遊んでしまいました。 その上で今回の 「MILLTEK CAT-backシステム」 と 「Forge エアインダクションキット」 をお願いした訳ですが、
とにかく 「回る・拭ける！」 のです。 D/SP導入後はリミットまで心地よく回るようになったが、今思えばやはりトルク・パワー感は先細り。
それがまた今回、変わりました。
レブリミットが1000rpm上がったのか？
と思うほどのパワーを伴った上昇感。
メインパイプ径が大幅に拡大されたにも拘らず、下のトルク感は「維持」 → 高回転域がアップしているのに
「維持」と感じるのであれば実測はアップと思われます。 いやそれでも、やはり回したくなるこの感覚、ノーマルABARTHでは考えられません。
普段はトルク走りで高燃費（高速18km/L）、山では高回転で快楽。
理想です。
正直言いますと、ターボ嫌いでした。
元々イタ車乗りですが、今でも最高に気持ち良いエンジンは２〜３世代前のBMW
M3・M5 という想いです。
かつてはレスポンス命でしたが、昨今のターボエンジンの進化には 「古い自分」
を痛感します。
ある程度トルクで走る事でターボを満喫した気になってましたが、今回
エンジンの全域を味わう事となり脱帽であります。
ましてや往年のABARTHに憧れた世代であります故、クルクルと走り回るのが最高に楽しくなりました。
MILLTEKについてですが、貴店にお勧めされるまで AUDI・VW
御用達の高品位エキゾーストというイメージでした。
勿論、実際にその通りなのでしょうが、私の
「イタ車だけど音量控えめ・見た目控えめ・でも回る・疾い！」 という要望にまさに合致。
全域に渡る品性の低音。（焼ければ野性味もでると思いますが）
AUDI乗りの友人の進言もあり、周囲のイタ車関係者まさかの選択でした。
と言いますか、私を含めて誰も MILLTEK
がABARTH500用をリリースしている事すら知りませんでした。
高回転域での甲高い音色（そもそもタービン付きでは難しいでしょう）を好むイタ車乗りは
今後もヤンチャなエキゾーストを選ぶことでしょう。 もちろんそれは正解です。
でも私には、このシステムが最上です。
それにしても、この排気抜けとジェントルな音の両立はどう理解すれば良いものでしょうか(笑)
実は今回の一番の驚き（誤算!?）はエアインダクションでした。
ファンネル位置を考えれば当然だったのでしょうが、とにかく
「吸気音がスゴイ！」
冗談抜きで 高回転域ではエキゾーストサウンドを凌ぐ 「シュゴー！」
です。
せっかくジェントルな排気音にしたのに、この吸気音ではヤル気満々になってしまいます。
知人に運転させて、路上から聴いても盛大に聞こえるこの吸気音に思わず 「キャブ車かよっ！」 と突っ込みをいれましたが
アリだと思います！ 「オトナのイタ車」計画は見事に崩れましたが、この性能・発想には眼からウロコ、まさに嬉しい誤算となりました。
今回、このような日本のイタ車系にとって新しい世界の選択をご提案戴いた事を心より感謝いたします。
今後も永きにわたって楽しんでいきたいと思います故、都度お力添えのほど宜しくお願い致します。
稚拙かつ猛烈な長文、誠に失礼致しました。
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