History repeating
 ネバーランドwebに登場したJAGUARマスコット。
 どういうわけかジャガーの故郷、イギリスではあまり気の効いたジャガー用アクセサリーは少なく、このマスコットもエアロパーツのアーデンもドイツで企画されています。 ドイツには熱血的なジャガーファンがいる、という事でしょうか。
 さて、このJAGUARマスコットのカタログには"History repeating"というコピーがあります。 「歴史はくり返す」という意味ですが、この言葉はジャガーS-TYPEが発表された時のコピーとして世界的にプロモーションされた言葉です。 ジャガーS-TYPEは以前あったS-TYPE Mk-IIというモデルをデザインモチーフに選んでおり、まさしく"History repeating"であったわけです。 ネバーランドで販売するJAGUARマスコットはまさしく新しいS-TYPEをオリジナルのMk-IIにより近付けるためのアクセサリーなのです。
 さらに"History repeating"の言葉のオリジナルは実は音楽の世界にありました。 現在のS-TYPEが発売された時のプレスカンファレンスやテレビコマーシャルの背景に流れていた曲名も"History repeating"。 オリジナルはシャーリー・バッシー(Shirley Bassey)。 映画好きの方は007シリーズ「ゴールドフィンガー(1964)」「ダイヤモンドは永遠に(1971)」「ムーンレイカー(1979)」の主題歌を歌っていた女性シンガーと言えばおわかりかと思います。 現在も元気で、昨年はイギリス女王から叙勲を受けています。 もちろんそれをそのまま使ったのではジャガーS-TYPEは古いまま、となりますが、その点抜け目なくイギリスのテクノグループ「プロペラヘッズ(PROPELLAHEADS)」が「DECKSANDRUMSANDROCKANDROLL(1998)」という長いアルバムの中でリメイクしたバージョンを使い、ちゃんと「新しいクラシック」、まさしく"History repeating"を演出することに成功しています。

 著作権の関係で掲載できませんが、S-TYPEのテレビコマーシャルは大人の女性が乗ったS-TYPEを小さい女の子が見つめる、というストーリーを中心としたもので、その映像とこの"History repeating"の組み合わせはなかなかの格好良さでした。

JAGUARマスコット
マスコット(\48,000)、クロームグリル(\56,000)、エンブレム付センタークロームバー(\70,000)(三点セット\160,000)。

DreamWorks DRMD-50031
(米輸入版)