光の単位
 数年前まで高嶺の花だったキセノンヘッドライトも今では軽自動車にも標準採用されるほどに普及しました。
 ハロゲンからの交換に加えて今ではキセノン→キセノンの交換も増えて来ています。

 そこで混乱するのは商品を見分ける為の単位です。
 ケルビン(K)は高ければ高い程青い光になります。
 これを「明るさ」と思われている人が多く、8000Kにしたのに期待した程明るくないとかの声を聞きます。  ケルビンは「色の温度」です。

 明るさは様々な単位がありますが、キセノンバルブに最近良く使われているのはルーメン(lm)。
 色の好みでキセノンバルブを交換する場合はともかく、明るさを期待する場合はこのルーメンにご注意下さい。

 ご存知ですか?
 あまりに青白い光は薄暮や悪天候時に危険です。
 夜明けと日没前後、そして曇天の光の色は約6000K、これに雨や霧、雪が加わると青い光は周りの色に溶け込んでしまうからです。
 黄色いフォグランプがある理由、黄色い3000K前後のキセノンバルブがある理由はその為です。